雨の様子なし、強い日差しなし。
少しだけ肌寒い。
そんなマルシェの朝が始まった。
前日の夜からお隣のアワーズダイニングでは、
大日向マルシェ用のシチューの仕込みが始まっていた。
約5年間、狩猟の世界にいたカズちゃん、それだけでない。
今も自給自足、自分でつくる暮らしをするための修行の日々。
てなわけで、アワーズダイニングへ辿り着いた彼女のジビエ料理が今回の目玉でした!
こちらは徳島産の鹿です。仕留めたのは、彼女のお師匠さまですが、解体は彼女自身が行ったそうです。
たくさんのお野菜をじっくり炒めた美味しいルーになりました。
お皿の中に金子君のおじゃが(メークイーン)のピューレが隠れています。
幸せなおジャガです。
こちらは、金子君の野菜畑より、黒大根のチップス。
自然の中で増えすぎてしまった山の動物たち。。。
人の手を加える繁殖とは別の繋がり方。。。
人間の暮らしのために、命をいただくなら
自分で手を施し最後まで食べてあげて命をつなごう、という彼女の選択。
同世代とは考えにくい、彼女の見ている先に興味が湧くけれど、
短い時間なので、今は修行に集中してもらおう。
山のいのち
ごちそうさまでした。
もう一つ、いのちのスープがやってきました。
LAVOIRの紫芋のスープです。
サラッとした紫色のスープに
里芋と手亡(テボウ)豆のホクットした食感。いただいた瞬間に体がホッとする感覚です。
私の体も“おいしーい”って言ってました。
シンプルな白い具の組み合わせや、味付けにほんの少しの塩だけを使うというところ、
中身にも見栄えにも大切にしている感覚が見え隠れして、愉しくいただけた。
みんなが興味津々に覗き込む鍋の中。
この土鍋に目が♡。
秋はおいしいものがいっぱいです。
冬を迎えるその前に、
命をいただく感覚に敏感になるときなのだと、
鹿肉を噛みしめながら、紫のスープを口の中でふわっと感じながら、今年もしみじみ。。。
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そっとここにいる
リサイクル石けん。
廃油となった食用油のゴミを取り除いて作った手作りの石けんです。
環境のためにリサイクル!ということだけを、ただ語っているのではないのです。
忘れやすいことかもしれませんが、食の安全は水の安全からです。
下水道の整備が整っていない、また浄化槽の設備も古くなった場所なら尚更、
たくさんの化学物質が含まれる合成洗剤の危険性を知らずに体や大地を汚してしまっては残念。
おいしい農産物のためには、安全でおいしいお水が必要です。
余計なものが入っていない分解の早い石けんを使うこと
石けん生活のススメのために、
リサイクル石けんはそこにいます。
食器洗いやお洗濯、お掃除、洗車。
本当は、一人一人じゃなくて、地域全体で取り組まなくてはいけない大切な行動だと思います。
大地は繋がっていますよ。農業振興は形だけ枠組みだけできれば安心、なんてことはないですね。
折角ですから、大日向マルシェの石けんブース(アロマ&リフレ チアフルハートさん)をきっかけに、
利用者さん(お客様)たちのいろんなタイプのナチュラルクリーニングのお話も聞きたいですね〜。
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次回は2013年の最終回。
最後も“いのちのスープ”で体を、、、心を、、、
温めましょう。
11月23日(土・祝日)です。
ご近所の方々、祝日のお忙しいタイミングとなってしまいましたが、
笑顔いっぱいの大日向マルシェで締めくくろうと思います。
隙間の時間がありましたら、ぜひいつものように笑顔をお持ちください。
お待ちしております。
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